【国内外における流域カーボンニュートラルプラットフォームが設立されました】
今年1月に発起人会を開催して準備を進めてきた国内外における流域カーボンニュートラルプラットフォームの設立総会が8月19日、参議院議員会館にて開催されました。
環境未来フォーラムの前田武志代表理事の開会あいさつの後、国土交通省の廣瀬技監より来賓挨拶を頂き、規約の制定及び会長・幹事選任の2つの議案が承認されました。会長には池内幸司東大名誉教授・土木学会会長、幹事長には植村公一愛知県政策顧問・当機構理事・副会長が選任されました。また、山内弘隆PPP推進支援機構代表理事及び竹村公太郎日本水フォーラム代表理事も幹事に選ばれました。
オブザーバーとして参加頂いた国土交通省・経済産業省・農林水産省・環境省・愛知県及びJOINの皆様から一言ずつコメントを頂き、会員となる民間企業の方々からも発言を頂きました。
プラットフォームは海外におけるウォーターPPや流域カーボンニュートラルの先進的な取組みについて情報共有を行うとともに、先進技術・ノウハウ等に関する情報・知見の収集・共有を行い、愛知県の矢作川・豊川に続く流域の選定、具体的な案件組成の支援等を行ってまいります。
プラットフォームの運営は、PPP推進支援機構の活動の一環として取り組んでまいります。ご関心のある方はぜひご参加ください。どうぞよろしくお願いいたします。

Post:2025年8月22日
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賀詞交歓会を開催しました
1月30日(木)、3つの一般社団法人(PPP推進支援機構(OPPS)、建設プロジェクト運営方式協議会(CPDS)、環境未来フォーラム(KMF))合同で賀詞交歓会を東京・虎ノ門で開催しました。
2020年~2022年にオンライン国際シンポジウムを共催した3団体の、初の試みとなりました。
多くのご来賓にお越し頂き、各団体の会員・関係者の皆様総勢70名の交流の場となりました。
開会あいさつ:山内弘隆 OPPS代表理事
ご来賓代表あいさつ:小笠原憲一 国土交通省海外プロジェクト審議官
中締め:植村公一 OPPS理事(副会長)
参加頂いた皆様、有難うございました。
Post:2025年2月3日
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マルクス・ガブリエル氏シンポジウムが開催されました
8月28日、早川書房・インデックスグループ主催、東京大学東洋文化研究所共催「マルクス・ガブリエル氏特別講演シンポジウム」にOPPSの植村理事・副会長が登壇し、パネルディスカッションのモデレーターを務めました。会場の東京大学本郷キャンパス安田講堂は定員1,100人のところ満席となり、「哲学界のロックスター」と呼ばれるガブリエル氏の人気を目の当たりにしました。
基調講演でガブリエル氏は資本主義の要件と倫理とは何かを踏まえ提唱する「倫理資本主義」について述べ、すべての事業会社にCPO=最高哲学責任者を置くことなどの提案を行いました。
氏が唱える「エコ・ソーシャル・リベラリズム」=倫理資本主義を包含する倫理的・政治的枠組みが実現すれば、行き過ぎた新自由主義の社会が今よりずっと生きやすいものになると思います。冒頭の日本語のあいさつは勉強中と謙遜されましたが見事なものでした。
パネルディスカッションには東京大学東洋文化研究所所長の中島隆博教授、文化人類学者で立命館大学大学院の小川さやか教授が登壇。植村理事が司会進行を務め、ガブリエル氏を囲んで、モラルファクト=道徳的事実や共生、民の富といったキーワードを軸に活発な討論を行いました。1時間半があっという間に感じられる濃密なシンポジウムでした。
新著『倫理資本主義の時代』出版を受けて企画されたシンポジウムをOPPS、CPDS及び環境フォーラムが後援しました。3つの一般社団法人がコロナ後に主催したオンライン国際シンポジウムの基調講演者(2021年マイケル・サンデル教授、2022年ムハマド・ユヌス氏)の著書の出版社が早川書房だったことから繋がったご縁です。今年度予定していた国際シンポジウムの開催は、本シンポジウムの後援に代えさせて頂きます。

ガブリエル氏 ©ayawatada

パネルディスカッション ©ayawatada
Post:2024年8月30日
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フィリピンBCDAとのキックオフミーティングを行いました。
8月22日、今年6月に締結したMoUを受けて、フィリピン基地転換開発庁=BCDA(The Bases Conversion and Development Authority)とのキックオフミーティングをオンラインで開催しました。
OPPS植村副会長からの開会の挨拶の後、OPPS、BCDAそれぞれの組織の紹介を行いました。BCDAから現在取り組んでいるプロジェクトの紹介を受け、OPPSからはプロジェクトをスクリーニングするプログラムCOGITEの説明をしました。
質疑応答ではBCDAからJICAのフィージビリティスタディのプロセスやOPPS及び会員企業の役割について質問があり、OPPSからはBCDAとフィリピン政府・PPPセンターの役割分担やPPPガイドラインの有無、アンソリシテッドプロポーサルの手続等について質問し、意見交換を行いました。
次のステップに向けて、BCDAからOPPSにプロジェクトの詳細情報やコンセプトノートを提供すること、OPPSはBCDAのガイドラインを入手して読み込むこと等が確認されました。今後の連携に向けた建設的な議論が1時間強に渡り行われました。

Post:2024年8月22日
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第25回OPPSフォーラムを開催しました
会員相互の交流と情報共有を目的としたOPPSフォーラムの第25回会合は、3月12日にリアルとオンラインのハイブリッドで開催しました。会員企業の方々が会場とZoomあわせ20名の方にご参加いただきました。
今回は、株式会社国際協力銀行の平本英紀氏に「太平洋島嶼国の水分野案件への取組」と題して講演いただきました。
また事務局よりアジア経済動向に関する主要トピックスを紹介、Fijiフォーラム及びワークショップ、フィリピンPPPセンターとの合同セミナーについて報告を行いました。
<第25回OPPSフォーラムプログラム>
1.開会
2.テーマ
(1)講演:太平洋島嶼国の水分野案件への取組
株式会社国際協力銀行 平本英紀様
(2)アジア経済動向に関する主要トピックス
OPPS事務局 小松啓吾
(3)Fiji・フォーラム、第2回Fiji・ワークショップ(1月31日、2月1日)、
フィリピンPPPCとの合同セミナー(2月14日)報告
(4)その他情報共有
3.質疑応答・意見交換
4.閉会
Post:2024年4月4日
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