第2回OPPSフォーラムを開催しました
会員相互の交流と情報共有を目的としたOPPSフォーラムの第2回会合を9月18日にトラストシティカンファレンス丸の内で開催しました。正会員10社・準会員1社と、オブザーバーである国土交通省海外プロジェクト推進課から宮坂課長が参加されました。
第1回の議論を踏まえ、PPP案件形成プロセス基本方針について事務局から説明を行い、会員各位の合意を得ました。続けて、前回フォーラム後に実施したアンケート結果の概要報告を行いました。関心のある地域・国・セクター及びPPP形態について回答を頂き、第1回フォーラムで紹介した20数件のPPP候補案件に対する興味を取りまとめ、いただいたご意見・ご要望に対する回答を行いました。また、PPP候補案件選定のクライテリアについても議論を行いました。
8月27日にTICAD7に関連してOPPSが主催したPPPカンファレンス及び会員企業のガーナ政府とのMoU締結やケニア政府との協議について報告した後、正会員である株式会社インデックスコンサルティングより、ガーナ道路コンセッション概略及び今後の進め方の紹介がありました。また、事務局からF/S及びPPP事業化における成立/不成立事例と要因及び候補案件スクリーニングツールの開発について説明し、質疑応答を行いました。
今後は会員企業から頂いた意見を踏まえ情報提供を行うとともに、ガーナ・ケニア等アフリカ案件に加え、ASEANにおいてOPPSが取り組む案件の形成に向けて進めて参ります。
第3回のOPPSフォーラムは11月19日(火)に開催する予定です。
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TICAD7サイドイベントとしてPPPカンファレンスを開催しました
横浜で開催されている第7回アフリカ開発会議(TICAD7)のサイドイベントとして、OPPS主催のPPPカンファレンスを8月27日に横浜ベイホテル東急で開催しました。
ガーナ共和国クワシ・アモアコ=アタ道路・高速道大臣が出席され、ガーナ及び日本における有料道路のコンセッションをテーマにディスカッションを行いました。当機構からは植村副会長が参加し、我が国における有料道路コンセッションの第1号案件である愛知モデルについてプレゼンテーションを行いました。また、正会員である株式会社インデックスコンサルティング、株式会社熊谷組、株式会社フジタ及び前田建設工業株式会社が会議に参加しました。ディスカッションでは有料道路コンセッションの愛知モデルについて、ガーナ側から熱心な質問がありました。アタ道路・高速道大臣は「ガーナはアフリカの中でも政情が安定し治安の良い国。インフラ整備促進のため日本の協力が不可欠」と発言されました。
カンファレンスに引き続き、国土交通省主催のバイ会談時には、石井国土交通大臣立ち会いの下、ガーナ共和国道路・高速道省と株式会社インデックスコンサルティングとの間で「ガーナ共和国の道路セクターにおける官民パートナーシップ(PPP)モデルの発展」に関するMoUが締結されました。
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